腹式呼吸と横隔膜

息を吸うとお腹が膨らむことを
腹式呼吸といいます。
どうやってお腹を膨らませているのでしょう。

 

腹式呼吸と横隔膜

腹式呼吸で活躍するのは

 

横隔膜です。

 

横隔膜は肺が入っている鳥かご状の胸郭とお腹を隔てるよう、
前は肋骨に、後ろは腰椎にくっついている、大きな膜状の筋肉です。
平らな膜ではなく、上に凸状のドーム型になっていて、
みぞおち辺りを上下に動きます。

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ドーム型の横隔膜が収縮するとお腹に下がり、
腹部内圧(お腹の中の圧)が高まり、お腹が膨らみます。

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横隔膜がお腹の方に下がると、肺が膨らみ
肺の中に空気が吸い込まれていきます。
これが腹式呼吸で横隔膜が大活躍するメカニズムです。

 

息を吸い込むときに働くのが横隔膜。
息を吐き出すときに働くのは腹筋や肋間筋で、
これらは腹式呼吸だけでなく胸式呼吸でも働く筋肉です。

 

 

横隔膜は内臓のマッサージ師

横隔膜はふくらはぎや足と同様に
第二の心臓(※)と言えるほどのポンプ作用があり、
全身に血液を巡らせる強力なポンプの役割を備えています。

※ふくらはぎや足は運動やマッサージ・ストレッチで全身の血流をよくすることから
 第二の心臓と呼ばれています。

 

横隔膜が上下運動することで内臓全体を圧迫し、
溜まった血液を心臓へ送り返してくれます。
このポンプ作用で内臓全体の血流改善が起こります。
また自律神経のバランスを整え、ココロが安定しますから、
ストレスによる体調不良にも効果的です。

 

お抱えマッサージ師の横隔膜さんに
自分のお腹を揉みほぐしてもらいましょう。

便秘の解消は結果が出やすい(ウンチも出やすい)
肝臓・膵臓の血流改善は肝臓病や糖尿病の対策となる。
慢性的な胃病(胃炎・胃下垂・胃潰瘍)の改善
内臓の全体の血流改善は血管・心臓・肝臓・膵臓・腎臓などなど

 

さまざまな内臓疾患の予防となります。

 

腹式呼吸と一緒に横隔膜を意識してみましょう。
横隔膜に愛着を感じるようになるかもしれません。

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