丹田の場所

臍下丹田(せいかたんでん)

 

丹田呼吸で意識するのは臍下丹田です。
丹田は内臓や筋肉のように
手で触ったり目で見たりすることができない場所。
意識して感じる場所です。

 

丹田はカラダの中心点、軸となる場所で、
アスリート、ダンサー、武術家など
カラダを毎日使うボディワーカーたちは、
軸をキメるために丹田を意識します。

 

丹田を意識することで全身のリキミが抜け、
カラダを思いのままに動かし、
最高のパフォーマンスができるようになります。

 

 

丹田の場所

丹田は内蔵や筋肉のように
手で触ったり、目で見たりして特定できる場所ではありません。
自分で意識して感じる場所です。
始めは丹田の場所を意識してみましょう。

 

丹田の位置について言われていることを
3つご紹介します。

 

おヘソと肛門の中間。

背筋を伸ばしながら
下っ腹にチカラを入れ、お尻の穴をぎゅーっと締めると、
その中間点を意識できます。
その辺りが丹田です。

 

 

へそから指4本下。5〜10p

関元〜かんげんというツボ。
へそから恥骨陵という下腹部の骨にぶつかるところまで線を引き、
その中心点が関元(かんげん)というツボ。
その奥に丹田があります。

 

丹田は肌の上ではなく、腹の奥にあります。

 

 

へそ下3〜5p。

気海〜きかいというツボ。
気海丹田(きかいたんでん)という場合、
へそ下1.5寸に気海というツボがあり、そこを指しています。

 

ここも関元と同様に、肌の上ではなく腹の奥にあります。

 

イラスト(準備中:関元と気海)

 

 

丹田の位置を仏心と例えられているお婆さんは
ヘソから2町下の裏に住んでいる
という白隠禅師の一句があります。

 

主心お婆々はどちらにござる
気海丹田の裏店借りて
気海丹田はどこらの程ぞ
臍の辻から二町下
つねに気海に気をおけ
虚空界より長寿のものは
気海丹田に住む心
気海丹田に主心が住めば
四百四病も皆きゆる

 

 

丹田は自分の感覚で探す、カラダの軸です。
私たちのカラダの中にありますから、
日常動作や呼吸を意識しながら探してみてください。

 

呼吸法を繰り返し、カラダの軸を意識し、
何度も自分のカラダをスキャニングすることで、
自然と意識できるようになります。

 

そんなに難しいことではありません。
丹田探しに呼吸を活用してみてください。

 

 

丹田の言い伝え

大宇宙のエネルギー
天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気。

小宇宙のエネルギー
物事にとらわれない、おおらかな心持ち。

 

この二つをカラダの中にある丹田という場所で練り合わせるという修行術が
2300〜2200年前の文献から出てきます。
(浩然の気・内丹術・黄帝内経などを参考にしました)

 

「丹」は不老不死の薬,「田」はこれを産する土地を意味します。

 

「臍下丹田に力を入れると健康と勇気を得る」

 

「心身の精気が集まるところ」

精気とは万物根源の気、
人の生命を活動させる元になる力。元気・エネルギー。

 

「体内における不死の金丹の結実するところ」

金丹とは不老不死の薬。

 

 

健康・勇気・精気・不老不死・・・
丹田とはカラダの中からエネルギーが湧いてくる場所です。
不老不死は個人が獲得したい永遠の命を意味していました。

 

これからの時代は
丹田というエネルギー場を利用して
人と人との温かい絆を脈々と伝えていこうという時代。
丹田の意義が現代版に変化していくことでしょう。